【No.01】 本格派!登山用カメラ&機材リュック
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写真暦20年の山下さんは全日本写真連盟に参加されるほどの腕前。もちろん写真にかける情熱も「凄い!」のひと言です。
そんな山下さんのメイン被写体は野鳥や自然の風景。いい画を撮るために県外まで車を走らせ、道なき道の険しい山道(けもの道)を何時間も歩き続けることはしょっちゅうだそうです。
そこで、一番ネックだったのがカメラとカメラ機材の「重さ」。 一眼レフカメラ(メインと予備で2台)に望遠の交換レンズ(1~3本)、三脚2本を合わせると10kgは軽く超えてしまいます。
ただでさえ足場の悪い山道に10kgの荷物。(もちろん、長時間の移動と撮影なので自分の飲み物や食べ物も一緒に持ち歩きます。)
体にかかる負担を減らし、雨から機材を守り、荷物がぴったり入るそんなリュックサックを探していましたが、市販品ではなかなか思うようなものが見つけられず、宇都宮テントへオーダーされました。
まずはリュックの左右に三脚を固定するポケットとホルダーを配置し、背中には底板(ポリエステル樹脂:厚さ2mm)を縫い込んで固さを補強しました。
そして、腰に当たる部分に負担が掛からないよう、2cmほど「くり」(体に沿ってカーブさせている状態)をつけました。このくりは山下さんのたっての希望で、この形状に仕上げるのに2日ほど試行錯誤を重ねましたが「長時間の撮影がぐっと快適に過ごせるようになったよ。」と言っていただいて、お役に立てて本当に良かったです。